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募集の背景について
特定非営利活動法人OVAでは、様々な問題に直面し、自殺ハイリスクな若年層を主な対象に、メール・チャット(SNS)・電話等をつかった継続的な相談支援活動「インターネット・ゲートキーパー活動」を行っています。
現在9つの地域での活動となり、昨年度と比較して相談者数は倍増しました。今後、さらに地域を広げて活動していきます。一人でも多くの「助けて」と言えない子ども・ 若者たちを支えるべく、コンサルタント(相談員)を募集します。
仕事の内容
インターネット相談員
さまざまな生活上の問題や心理的な問題を抱え、自殺のリスクのある若年層(10代から30代)を主な対象としメール・チャット(SNS)・電話などを使用し、継続的な相談支援業務(インターネット・ゲートキーパー活動)を行っていただきます。
完全在宅勤務が可能です。
在宅にて相談業務できるように整えており、働く場所や時間の自由度があります。
子育てをしている方も。
ご自宅で安心して仕事を行うことができます。

他の場所で働いている方も、
ご自身の生活や仕事状況に合わせて、働くことができます。

各地に住まわれている方へ。
全国場所を問わずお仕事をすることができます。

安心の研修プログラムがあります。
3STEPで100時間程度の研修を行います。
原則的に集合研修ではなくマンツーマンでOJT(メールの下書きとフォードバック)など行います。
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STEP1:座学
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STEP2:事例検討
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STEP3:OJT
スタッフの声
OVAでは様々な働き方をされている方がいます。
その一例をご紹介します。

柔軟な働き方ができる(30代女性)
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【働き方】
約60時間/月
(週3日程度 平日日中 4時間) -
【資格】
精神保健福祉士 -
【コメント】
実際に働いてみて、ここまでシフトが自在に組めるとは思っていませんでした。時間帯や時間数も選べることでライフワークバランスもとりやすく、ライフステージの変化にも対応しやすく思います。勤務日・時間などは上司に相談して柔軟に対応してくれる職場だと思います。

在宅ワークだけど一人にならずに働ける(20代後半男性)
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【働き方】
約60時間/月
(週2-3日程度 平日日中 7時間) -
【資格】
精神保健福祉士 -
【コメント】
20代半ばに入職しましたが、インターネット相談は初めてでした。入職後の研修プログラムのお陰で、理論的背景や先輩の皆さんのことも知れて、安心して働くことができました。チャットによる随時のやり取りや、Googlemeetを用いた定期的な会議など、在宅ワークだけど一人にならずに働ける環境があります。

インターネット相談の援助技術の経験を積むことができる(40代女性)
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【働き方】
約50時間/月
(週3日 平日日中・夜・土日祝日 3時間) -
【資格】
臨床心理士・公認心理師 -
【コメント】
メールの下書きを書いている中で、煮詰まることがありますが、相談員同士の繋がりもしっかりしており、支え合いながら業務を行っていけます。私は複数の現場(学校・自治体等)で働いていますが、OVAでは月ごとにシフトの希望を提出する形なので、働きやすいです。また基本的にはインターネット相談なので、なかなかない援助活動の経験を積むことができます。

子育てしながらフルタイムで働ける(30代女性)
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【働き方】
約140時間/月
(週5日 平日日中 7時間) -
【資格】
精神保健福祉士 -
【コメント】
元々は精神科病院で常勤勤務していましたが、出産を機に在宅でできるOVAで非常勤として入職しました。子どもが小さいうちは月40時間程度の短時間から始め、現在はフルタイム(常勤)で働いています。 常勤になっても勤務時間や曜日の融通が利きやすく、子育てや家庭や他の仕事との両立など一人ひとりの状況や働きやすさをとても大切に考えてくれる職場なので、安心して働けるところが魅力だと感じています。
相談員(コンサルタント)の職位
OVAでは相談員の中で独自の職位制度をとっております。
経験を重ねることで職位が上がり、キャリアアップをすることができます
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1.コンサルタント(研修中)
内容:メールの下書き(研修を実施)
時給:1250円
入職からおおむね2か月は試用期間としています。(採用時に明示します)
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2.コンサルタント
内容:メールの下書き
時給:1500~1750円
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3.認定コンサルタント
内容:メール送信、電話面接、チャット面接、対面面接、外部連携等
時給:1750~2000円
原則的に「コンサルタント」は「認定コンサルタント」へステップアップを目指していきます。
求める人材
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相談者に対して共感的なかかわりができる方
「死にたい」「自殺したい」という気持ちを受け止め、その背景を想像し、共感的に理解するまなざしもてることが相談支援の基本となります。
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国内・海外の対人援助職のライセンスを有すること
原則的にライセンスがない方のご応募はお断りしております。ご不明なことがあれば事前にお問い合わせください。
ライセンス例:精神保健福祉士・社会福祉士・臨床心理士・公認心理師・看護師・保健師・養護教諭等 -
常に向上心を持って学び続けられる方
「死にたい」気持ちの背景はさまざまです。社会資源や制度、心理的なかかわりについて常に学び続けることが必要です。
募集要項
募集要項と応募フォームはこちらから
よくある質問
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対人援助職の資格を今年度の3月に国家試験を受験して取得予定です。現時点で、資格が取得できるかはわかりません。応募は可能ですか?
原則的には有資格者の方がご応募の対象となっております。ただし、対人援助の経験があって、資格取得の勉強中にご応募いただき、応募後に資格取得された方を、採用した実績はあります。
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海外からの応募が可能ですか?
可能です。すでに採用実績があります。ただし、法令に基づき、税・社会保険関係で日本国内に居住している方とは扱いが異なることがございます。海外に居住されている場合は応募時に明記頂ければと思います。
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面接は渋谷の事務所で行いますか?
原則的にオンライン(ZOOM)で行う予定です。
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応募したあと、仮に採用になっても、事情がありすぐの勤務は難しいのですが・・。
勤務開始日はご希望をお聞きしたく、応募時にその旨記載いただければと思います。ただ1年以上先といった形ですと、お断りさせていただく場合がございます。
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勤務は曜日・時間固定になりますか?
非常勤職員は完全シフト制です。働きたい日時を予めお伺いし、その範囲内でシフトを組み勤務いただきます。
常勤は、シフト制(あるいはフレックスタイム制ないし曜日/時間固定※)となりますが、実情としては、ご事情があり、普段勤務されている曜日等であっても、お休みの希望があれば柔軟に勤務調整をしています。
※ご本人のご希望を踏まえ、お話合いの中で決めていきます。 -
現在、常勤で働いています。副業的に働くことはできますか?
非常勤職員は完全シフト制です。
月に最低でも40時間以上勤務頂けるようでしたら、ご応募いただけます。現在ご所属されている職場にて、副業がOKであるかどうかご確認の上、ご応募いただければ幸いです。 -
どういった形で相談をすすめていきますか?
採用となった場合は、当法人で100時間程度の研修の後、まずは相談メールの返答下書きをしていただきます。すべての下書きは、経験深い相談員により確認・添削後、各相談者へ送信されますので、一人で書いて、ひとりで送信するといったことはありません。困難事例はケースカンファレンスなどを行っていますし、下書きに迷うことがあれば、適宜相談員同士で話し合いながら進めていきます。
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OVAの支援の在り方やケースについて
支援方法の詳細については国内外の専門誌への論文投稿・寄稿や学会発表などを多数行うことで公表しています。説明会ではお話する予定です。恐れ入りますが、事前に支援の在り方についてお知りになりたい方は論文等をお読みいただければと存じます。書籍ですと末木新著『自殺対策の新しい形―インターネット,ゲートキーパー,自殺予防への態度―』に一番まとまった記載があります。
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しばらく子育てに専念していたので、支援職としても、社会人としても久しぶりの仕事となり、ブランクがあり、不安なのですが・・。
弊団体では子育て中のスタッフも多くおりますし、久しぶりの仕事の復帰となった人も多くいます。リモートでの勤務やインターネットを使った相談支援事態、最初は誰もが不慣れなものです。100時間程度研修などもあり、徐々に慣れていくものですので、ご安心ください。
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メールやチャット(SNS)での支援の経験もないですし、危機的な状況の相談者の相談支援については経験が少なく、不安です。
現在、働いている相談員も元々自殺の危機介入やインターネット相談などの相談業務に携わったことがある相談員はほとんどおりません。採用後はメールの下書きをしていただく前に100時間程度の研修を行っておりますので、その点はご安心ください。
私たちについて
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法人名
特定非営利活動法人OVA
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ホームページ
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設立年
2014年7月
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代表者
伊藤 次郎
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職員数
30名(2021年8月時点)
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所在地
東京都渋谷区渋谷一丁目8番地3号
TOC第一ビル6階614号室 -
法人の目的
自殺リスクが高い人々への直接的・間接的な支援を行い、また自殺予防の啓発、支援ネットワーク構築、社会に対する提言など、自殺予防に関するあらゆる取り組みを積極的に行う。
また、広く一般市民に対して、心の健康の保持増進に関する事業を行い、人類誰もが生きがいを持って心身健康にすごし、自殺に追い込まれることがないよう、愛あるかかわりあいの社会の実現に寄与することを目的とする -
事業の種類
(1)自殺予防に関する事業
(2)心の健康保持増進のための事業
(3)その他目的を達成するために必要な事業